2010年6月11日金曜日

季節と色

来週いよいいよ、19日から「あるがまま...展」のナガタロッソさんの展覧会が始まります。ちょっと、このところブログをさぼっておりましたが、いろんな思いがありましたので投稿します。
まずひとつ。目に付く季節の花の色について。
春先に、まず目に飛び込んできたのは「梅」、そして「桜」。ピンクですね。そして「菜の花」。川岸によく咲いていますね。これは黄色。次に「たんぽぽ」。これも黄色。で、「山吹」。これも黄色。
でも5月あたりから、目に付く花の色が「藤」の紫、「菖蒲」の紫。さらに6~7月になると「あじさい」や「朝顔」のブルー。
マゼンタ系からオレンジ・イエロー系、そしてシアン系…というように、「何だか、カラーチャートをなぞっているような感じだな…」と感じたのです。
しかし、よくよく調べてみると、「季節と花の色」は無関係であることがわかりましたが、こういった「人の感覚」によって「季節に応じて求める反応色が変わる」ということも、人の感受性の魅力であると感じました。これはきっと個人差もあるでしょうし、その時の気分にも左右されるでしょう。
でも、このような「心色の季節の変化」は、案外、人間にとって必要なことなのかもしれません。
現代の都会暮らしの中では感じ難いでしょうが、自然と供に暮らす環境では「季節と色」は非常に密接だと思います。(というか、私の実体験としてそう思います。)
その意味では、「季節と色」に対する感受性は、「DNA」レベルでプログラムされた必然的なものなのかもしれませんね。
…う~ん…、雑考の域を脱していないので、引き続き探求してみたいと思います。

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