2010年5月21日金曜日

心地良いひととき


今日は朝から慌しい一日でした…。でも、同時に、私にとって心地良い一日でもありました。
薄曇りの天候から始まり、日中には暑いくらいの気温になりましたが、総じて爽快な心地良い一日でしたね。こういう日は、不思議と、起こる出来事も心地良いことばかりです。
今日は午後から文芸大の学生さんたちが、奈木さんの展覧会観覧ついでに、弊社の「デザイン事務所視察」に来てくれました。希望ある若い人たちには、文字通り「希望を与える」のが先人の役目であると思います。どぎまぎしながらも好奇心旺盛な学生さんの瞳…。その心根を実感しながら「これから社会に出ても頑張ってくれよ!」という「繋ぎ役」に徹しながら「現場」を案内しました。いやぁ~、若いエネルギーって良いですね!ポンコツの私もそのエネルギーに影響されます!
また、学生さんを引率してくれた文芸大の佐井さんにも敬意を表します。佐井さんとは何年か前の「オペラコンクール」の広報プロジェクトでご一緒させていただきました。今後とも宜しくお願いします。
また、東京の仲間からも個人的にうれしいメールをいただきました。重ねてウェブデザイナーの山本信二氏にも感謝いたします。
陽も傾いて、そろそろ閉廊という時、まぁ、ちょっとお酒も入ってということもあり、奈木さんとおしゃべりタイム…。「事業仕分けと芸術事業の関係」「後継者の育成と教示者の在り方」「日本の歴史における文化的溝期とその前後の違い、そして課題」「ニッチな文化とディープな文化の双方の可能性と相違性」などなど、いろんな会話をさせてもらいました。いやぁ~面白かったです!是非とも、近々にもう一席設けてさらに深いキャッチボールをさせてください!こういう会話は「適した相手、適した時間、適した場所。」がないとなかなかできない貴重なものです。あっ、その意味でも「ギャラリー・サイズ」は最適かもです!では、次回6月の「ナガタ・ロッソ」さんのオープニングパーティで盛り上がりましょう!皆さんもどうぞどうぞ!

2010年5月17日月曜日

明日は奈木さんが在廊(かも)

前回の投稿で、『この《枯れない花》は、奈木さんの「心根」を養分として生き続ける、ある意味「奈木さん自身と一体である作品」とも言える気がします。』…と書きましたが、明日は奈木さんがギャラリーにいらっしゃる(かも)なので、実際に奈木さんの言葉として聞いた上で作品に向き合えるチャンスです。
ギャラリー・サイズの魅力のひとつは「コミュニケーション」だと思います。まだ、稼動して間もないので認知度はかなり低いギャラリーであり、しかも立地条件も良くはないので、来場者数は決して多くはありません。でも、その分、作家さんとのコミュニケーションは大切にしたいと思っています。それは、興味を持って観に来ていただけるお客さんに対しても同様に提供したいと思います。その意味では、ご興味さえあればオープニングパーティ時にも気軽に来場してもらえたらと思っています。オープニングには当然作家さんもいらっしゃるし、関係者も多くいます。その中で、それぞれが、ポジティブな関係を見つけられたら、それはそれは楽しいですよね。

奈木さんの作品をみて



「あるがまま...Project Vol.3 奈木和彦《枯れない花》」展が開催しました!15日のオープニングはとても有意義でした。奈木さん、ありがとうございます。楽しすぎて、またちょっと呑み過ぎてしまいました…いや、反省…。二日酔いも治まり、今日から復活です!
さて、よく、作品は作家の「分身」とか「子供」とかと例えられますが、今回は特にそう思いました。オープニングで奈木さんの人生的なことや姿勢的なことを聞いて、それから改めて作品と向き合った時に、それまで見えていなかったものが見えてきました。「作品がすべて」というタイプの作家さんも多いとは思いますが、この《枯れない花》は、奈木さんの「心根」を養分として生き続ける、ある意味「奈木さん自身と一体である作品」とも言える気がします。
そんな素敵な《枯れない花》を、是非、ご覧ください。

2010年5月15日土曜日

「あるがまま...Project Vol.3」


まだまだ認知度の低いギャラリーで、しかも、立地条件的にも交通の便的にも良いとは言えませんが、地道に着実に、現代美術がお好きな方々に出逢いを提供したいと思っておりますので、皆様、今後とも宜しくお願いいたします。
さて、いよいよ「あるがまま...Project Vol.3」奈木和彦《枯れない花》展が、明日(正しくは本日)より開催致します!奈木さんは浜松文化芸術大学で教えている作家さんです。今日は搬入設置日でしたが、私は午後から名古屋出張のため、作品の搬入までしか見届けられず、夜、帰社してから、すでに展示作業を終えた明日に控えるギャラリーをチラ見。「おおぉ~」。エントランスから、奈木さんカラーがひしひしと感じられます!展示室の照明を点してガチ見したくなる衝動を抑え、明日のオープニングに楽しみをとっておくことにしました。明日が楽しみです!!

2010年5月6日木曜日

思いのほか好評


「あるがまま...Project Vol.2」が終了してしまいました。「してしまいました」という表現が適切かどうかは微妙ですが....。というのも、観覧してくださった方から口コミで聞いたという数名の方が来られまして「是非、観たい」と。さらに「期間中に行けなかったが、実際の作品を見るには何処に行けばいいのか?」という方からも問い合わせがありました。まっ、幸い、記録写真もたくさん撮りましたし、資料も揃っており、何より私の会社なので作品自体もまだココにあります。展示の大半は片付けてしまいましたが、まだ数日は作品本体は倉庫に入れずにそのままギャラリーに置いておきますので、ご興味のある方はお電話を頂ければ時間調整の上ご案内致します。
あと、この「Public Furniture」に興味を抱いてくださった静岡新聞社さまから、来週頭に取材を受けることになりました。とてもありがたいです。5月下旬予定で記事が載ります。
開催期間がGW前ということもあり、観覧者数を少なめに見積っていて、まっ、実際その通りだったのですが、閉会後もこの展覧会が尾を引いて波及しているようで嬉しいです。