2010年4月29日木曜日

良い天気



今日、4月29日は「昭和の日」。若い作家さんのホームページのプロフィールを眺めていたら、ふと、平成生まれであることに気がつきました。なんと!というか、そうか!
平成も今年で22年目。一般企業では昨年あたりから「平成生まれ」の新入社員が勤め始めているでしょう。当然、平成生まれの方たちは、昭和の時代を知りません。
昭和という時代は、いろんな意味で本当に激動の時代でした。昭和の後半しか知らない私たち世代は、よく、婆さんや両親や近所のおじさんから昭和の前半の様々な苦労話や出来事を聞かされて育ち、何となくではありますが「自分の知らない昭和前半もすごく自分にとって意味のある時代だったんだ」と意識しながら育ちました。イメージとしては「自分が生かされるための下地の時代」という感じかな。でもそれはネガティブではなく、ポジティブな認識でした。う~ん...何て言うか、前の時代への感謝というか、これからの責任というか決意というか...。ま、総じてポジティブです。
さて、平成生まれの方たちは、昭和の時代をどのように感じているんでしょう?「意味ある時代」「自分が生かされるための下地時代」とポジティブに意識するかどうか...。どうでしょう?
よく、私も若い頃「諸先輩方の苦労話や武勇伝」を聞かされ「うざいな」と思ったものですが、今となっては生き方としてけっこう参考になっています。その意味では、私たちも、「うざいな」と思われながらも、「良くも悪くも時代の事実を語り続ける」ということが必要だと感じました。

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